昨日9日に左股関節痛での引退を決めたG1計4冠の鈴木誠選手。輪史に残る大スターと言える選手の引退は、競輪界に大きな衝撃を与えた。同じ千葉勢の小埜正義も寝耳に水だったようで、ショックを隠せないでいたようだ。本日ピックアップするニュースは現在F1デイリースポーツ杯に出場中のその小埜正義選手の記事となる。
<取手競輪>◇F1◇初日◇10日
小埜正義(37=千葉)がショックを乗り越えて2場所連続の決勝進出を果たす。
10日、新聞報道で地元の大先輩・鈴木誠選手(53)の現役引退を知り、「全然知らなかった。まさか、やめるとは…。ほとんど(周りの)誰にも言っていなかったみたい。目標にしてきた人だし、本当に残念です」と肩を落とした。それでも、予選8Rでは6番手からまくり気味に追い込み2着に入線しており、体は動いている。
準決9Rは大塚英伸を連れて自力勝負。「心は“マコト・ロス”ですけど、レースでは頑張りますよ」と大先輩に送る惜別の勝利を誓った。
記事によると鈴木選手は自身の引退について誰にも話していなかったようで、ショックを隠せなかったようだが、予選8Rでは2着に入線し、ショックは受けつつもレースではしっかりとした走りを見せた。明日準決9Rでは5番で出場。印は×とやや低めの評価がされているが、車券に絡む可能性は充分あると言って良いだろう。松岡健介選手を軸にしつつ、小埜選手も相手として加えるのは悪い選択肢では無いと言える。
引用元:https://www.nikkansports.com/public_race/news/201807100000777.html