31選手が新型コロナウイルスに感染とJKAが発表|日刊スポーツ

(C)2019,Nikkan Sports News.

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本日ピックアップするニュースは競輪のレースのニュースではなく、競輪界全体に関係するニュースとなる。

記事の内容としては本日2021年1月22日、JKIが発表した選手の新型コロナ感染に関するものだ。

先日行われた和歌山競輪で選手の新型コロナ感染が発覚したり、高知競輪が感染者との濃厚接触者が選手に居た事からレース自体が中止となったりと新年から競輪界に大きな影響を与えている新型コロナだが、今日の発表によりこれから先、更に大きな影響が出るのは明白となってしまった。

JKAは22日、今月9~12日に和歌山競輪場で開催されたレース(岸和田G3代替)に参加した選手のうち31選手が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

15~16日に同G3に参加した6選手が発熱し、PCR検査の結果、感染が判明。その後17日から参加全113選手にPCR検査を実施したところ、結果待ちの3人を除いた31人が陽性(うち9人は発熱などの自覚症状なし)、79人が陰性と判定された。

JKAは「原因の究明と対策の抜本的な強化に取り組む」としている。

その一環として今後開催する競輪は、参加全選手に対してPCR検査、または抗原検査を実施。前検日に当該競輪場で検査を行い、陰性が確認された選手のみ出場できる。

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記事の通り当初は和歌山G3で発熱が確認され、PCR結果で陽性が出たのは6選手という事だったが、その後参加者全員となる113選手にPCR蹴っさを実施。最終的には31人もの選手から陽性反応が出る事になった。

競輪は公営競技である性質上、レース開催中選手は競輪場に隔離に近い状態となるが、それだけに選手間での感染の危険度は高いと言っても良いだろう。

もちろん、対策は十分に行っているとは思うが、選手や職員も人間である以上全てを完璧に対策するのは不可能。

競輪は昨年も新型コロナの影響により中止となるレースが相次ぎ、ファンは元より収入面で苦境に立たされた選手も多く大変な1年となった。

JKIでは今後開催の競輪は全選手にPCR検査などを実施、陰性が確認された選手のみが出場出来るようにする対策を行うとの事だが、状況によっては昨年同様中止となるレースが相次ぐ事態に陥るかもしれない。

引用元:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202101220000422.html

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