本日ピックアップするニュースは全てのレースを終え終了した、久留米競輪場で開催されていたG3火の国杯争奪戦より。記事に取り上げられているのはもちろん12RのS級決勝で勝利し、優勝となった中川誠一郎選手。写真の通り優勝賞金を360万円を手にこの笑顔だ。
<久留米競輪:火の国杯争奪戦>◇G3◇最終日◇21日
中川誠一郎(39=熊本)が8番手まくり強襲で2度目の熊本G3のタイトルを、久留米でつかみ取った。
祈りが通じた。決勝を控えて中川は「あとは祈るだけ」と話していたが、レースの流れは中川にとって最高のものとなった。
レースは北日本勢が前受け。関東ラインが中団で中川は8番手。打鐘で横山尚則が動いたが新山響平は出させず突っ張り先行。新山のかかりも良く、仕掛け切れない横山後位から平原康多がBS番手まくり。
中川は「平原が出たのも見えて、冷静に流れに乗れた」と平原の上を猛スピードで強襲。上がり10秒8のハイラップで平原に踏み勝った。
今年はこれで3回目のG3優勝。「G3は良くても特別になると駄目なので、気持ちも強く持って競輪祭も頑張りたい」と今後の活躍を誓った。
中川選手にとっては熊本G3での優勝は2度目となる。1番人気の平原康多選手を強襲し上がり10.8秒という速さで平原選手を下した。G3自体はこれで3回目の優勝。車券は3連複では1番人気、3連単でも7番人気という堅い結果となった。今節のG3火の国杯争奪戦そのものも目標の売上53億円に対し節間の総売り上げは50億2600万9200円と目標金額には大きく届かなかった。
引用元:https://www.nikkansports.com/public_race/news/201810210000852.html