本日より開催中のG3ワンダーランドカップ。その1Rに起きた番狂わせについてのニュースとなる。本来注目されていたのは111期ルーキーチャンピオンの南潤選手だった。南選手といえば直近4ヶ月成績ではなんと1着14回、勝率53.8%、3連対率ではなんと84.6%というノりにノっていると言っても良い選手だ。その南選手を頭脳プレーで破ったのが今回の記事の主役、渡邉豪大(わたなべ かつひろ)選手だ。
<宇都宮競輪:ワンダーランドカップ>◇G3◇初日◇28日
オープニング1Rで渡辺豪大(29=静岡)がジャイアントキリング(大番狂わせ)を起こした。
注目の111期・南潤が1番車で登場。その南が打鐘から先行すると、若干車間が空いたところで、渡辺が番手に飛び付いた。直線勝負で南を3着まで沈め、3連単1万5000円超えの配当を演出。渡辺は「作戦通り。本当なら力勝負をしたいけど、今の脚力ではそれができないので」と、頭脳プレーに徹した会心のレースを振り返った。
記事ではジャイアントキリングと表現されているが、渡邉選手にとっては作戦通り。先行した南選手のかく乱を狙い5番岸川選手ともつれながらまんまと番手に飛び付き、最後の直線で一気に差しきった。南選手はそのまま3着でゴール。2着には3番の武田選手が入った。この作戦勝ちで3連単15,220円と万車券を叩きだした。渡邉選手は明日2日目の10RS級二予選に出場。ここでも頭脳プレーで勝利を目指す。ちなみに南選手は8RS級二予選に出場となる。
引用元:https://www.nikkansports.com/public_race/news/201806280000540.html