予想付きコラム【F1 日刊スポーツ杯】田中誇士、葛藤抱えながら殊勲の星で決勝進出／大垣

本日ピックアップするニュースは大垣競輪場で開催中のF1ヤマコウカップ・日刊スポーツ杯より。

記事に取り上げられているのは今日のA1級準決5Rで鈴木裕斗選手から番手まくりを決めて勝利しおよそ10ヶ月ぶりの決勝進出を果たした静岡の田中誇士選手だ。

しかも、ただの勝利ではなく今場所得点NO.1の池野健太選手を完封しての勝利という事で、値千金といった所だろう。

A級準決5Rは田中誇士（26＝静岡）が逃げる鈴木裕斗マークから番手まくりを決めて、今年2月小田原以来の決勝進出を決めた。
4番手にいた競走得点95点の池野健太を完封する殊勲の星を挙げた田中は「他地区の先輩に行ってもらって、番手まくりはしたくなかったんですけど…。もっと、やれることがあったんじゃないかな。でも、あそこまで頑張ってもらって勝たなきゃとも…」といろいろ葛藤があった様子。それでも1着を取ることが、ファンへの貢献となる。胸を張って、優勝を狙うレースを期待したい。
日刊スポーツ

勝って10ヶ月ぶりの決勝進出を果たした田中選手だったが、どうやらその胸中は複雑だったようで、番手まくりも本意ではなかったとの事。

かなりの葛藤があったのは確かなようだが、やはり競輪は勝負の世界という事で、記事にある通り1着を取ってこそ、というのもまた事実だろう。

既に終わった準決よりも見据えるべきは久々となる明日の決勝。強敵揃いだが是非優勝を目指して、強気の走りを見せてほしいものだ。

引用元：https://www.nikkansports.com/public_race/news/201912190000363.html