今後の新型コロナウイルス感染拡大防止強化対策について

これまで競輪業界においては、「競輪・オートレースにおける新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」等を定め、感染拡大防止に尽力してまいりました。

他方、1月22日付で公表しましたとおり、本年に入ってから競輪選手の感染が増加したため、専門家のご指導の下、原因の究明と対策の抜本的な強化を検討してきたところです。

この度、専門家より原因を踏まえた今後の強化策が示されたことから、新型コロナウイルス感染症対策本部として、「競輪・オートレースにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」、「新型コロナウイルス感染症対策要綱」を改訂し、競輪開催における新型コロナウイルス感染症対策の強化に取り組むことになりましたので、お知らせします。

1.ガイドライン・対策要綱の改訂による強化について
専門家による現地調査結果及びご指導を踏まえ、新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン及び同対策要綱の見直しを行いました。具体的には、定期的な選手等のPCR検査の追加、練習場や食堂におけるパーティションの設置、マスクの常時着用、同居家族のモニタリングの追加など更なる感染防止対策の徹底を図っていくことといたします。

2.定期的な選手等のPCR検査の追加及び今後の競輪参加について
競輪選手及び執務者の生命の安全を確保し、安心、安全な競輪開催を行うため、2月17日を初日とする開催から3月末まで、有症状無症状問わずPCR検査を全選手対象に原則として、競輪参加毎に実施、PCR検査『陰性』を確認した上で参加することといたします。
※4月以降の統一検査実施方法については、全国の感染状況、競輪選手・執務員の陽性者発生状況等を勘案し、専門家の意見を踏まえ検査の方法と合わせ検討いたします。

3.その他
(1)2021年2月以降の開催について
新型コロナウイルス感染拡大のリスク回避のため、2月17日を初日とする開催から3月末までの競輪開催については、「追加・流用・補充のあっせんを行わない」「不足する選手は欠車とし、状況により繰上げ充当を行わない措置やレースカットも併せ実施する」等の運用を行っていきます。

(2)表彰式等式典の中止について
感染拡大防止の観点から、来場されるお客様、運営に携わる関係者、選手の安全・安心を最優先し、表彰式等式典について、当面の間、原則執り行わないことといたします。

報道関係者の皆様におかれましても、開催現場における取材において規制を強化させていただく等により、ご不便をおかけする可能性もありますので、感染症拡大防止の観点から、ご協力の程、よろしくお願いいたします。